Growth Hack Talks #7 不動産テック×アプリ特集の個人的まとめ
このイベントを見てきました
不動産×アプリの可能性を知りたかったのと
今後導入するであろうアプリのグロースハックの参考になればと思い参加しました。
株式会社スペースマーケット
事業内容
- 空きスペースを1時間単位で貸し借りできるプラットホーム
- ゲスト=マッチング手数料=ホスト
- 全国約10,000会場
- 利用目的はパーティが多い
アプリをグロースさせるKPI
アプリは全体の3割くらいのCV
インストール成長率は月 iOS10% アンドロイド15%
インストール
アップデートの時こそインストール数UPの狙い時
流入元オーガニック200%増した
やったこと
基本のASO対策
サービス名 12文字以内
サービス内容表示される3行目まで
でもほんとに大事なのは…
大切なのはフィーチャーされることが大事
iOS直近半年で3回
インストール数30~40倍くらいに伸びた
ストアからのフィーチャー予告は突然で、理由も教えてくれない
こんなことをしたらフィーチャーされたと思われる
- 大きなアップデート
新しい機能を2つ盛り込んだアップデート直後 - バージョンアップ頻度
およそ付4~5回 - クラッシュ率
2%以下
googleだと取り上げられていない
レビューが大事と言われているからレビューを集める
モバイルWEBからのCVR悪いので、アプリに誘導してアプリでCVさせたい
WEBでアプリインストールバナーの改善
アプリのほうが便利だよと誘導
リテンション
PUSH通知はクリエイティブよりタイミング
リターンレートが上がった施策はスペースを探したいタイミング
パーティーは週末がピーク
会議は週明けがピーク
直前にPUSH通知を打つ
CVR
約6割が離脱してたが、20%改善した
検索周りでエリアの強化
ユーザーが見たいエリアを見せるようにした
検索履歴を強化した10回までキーワードを保存した
CPAはWEBのほうが高い
客単価はWEBのが高いが
アプリでペイはできている
イタンジ株式会社
アプリを出した後で気づいた大事なこと
事業内容
- 仲介会社が使う顧客管理+コミュニケーションサービス
- ポータルサイトからの物件情報を自動取り込み
- 希望条件を予測し自動で物件情報配信
- AIチャットやLINEなどで素早いコミュニケーション
- 5~6割の質問に自動回答
20%のセッションがモバイルからだった
レスポンシブデザインではあったがモバイルでは使いづらい状態だったけどこんなにある
モバイルでの利用ニーズが思ったよりあるんじゃないか?
アプリ出したら不動産仲介営業を変えることができるのではないか?
モバイルWEBの使いづらさが利用の邪魔
⇢アプリで解消できないか?
リテンションを上げて、不動産仲介営業マンの営業活動を変える!
web viewで作る
昨日は最小限にし工数1ヶ月以内でリリースする
リリースしたけどセッションが7%しかない
現場メンバーにメリットが伝わっていない
⇢アプリを使うことを推奨する動画を作って配信する
モバイル使うのは外出中がメインだがそもそもそんなに外出しない
家に帰ってからや休みの日に使っている
⇢意図せず社畜化させてしまった
シナリオを作って仮説の深堀するべきだった。
今後は…
アプリを使うと即レスできるようになるので来店率があがるという仮説を検証し成功事例を作る
アプリで仲介営業マンのスマホに直接リーチできるようになったのでここを深堀して何かないか考える
個人的に刺さったこと
LINEが電話よりやばい来店率高い
ハウスマート
リテンション率を2倍にするための2つの視点
事業内容
カウル
- 中古マンションを売買できるサービス
- お部屋探しから購入までサポート
- 機械学習によるお部屋探しの適正相場価格が見られる
- 東京23区横浜川崎くらいまではカバー
- しかも手数料半額~0円
- ふつうは3%取られるよ
1年半で会員数1万人になった
マンション購入アプリの苦労
ユーザーも不動産の知識が必要
スペックの見方がわからない、判断できない
どこで?どれを?
騙されたくない
ユーザーが体験するわからないをなくす
2つのわからない
マンションの選び方がわからない
アプリの使い方がわからない
買いたいのに買えない人を救いたい
マジックナンバー分析をやってる
マジックナンバーを見つけてアプリの継続率を上昇させよう(リテンション分析を用いたアプリのグロースハック③) | Growth Hack Journal
コアバリューを理解してリテンション率を増やしたい
因果関係
メッセージを送る⇢購入?
そんなに単純じゃないよね?
お気に入り機能、検索条件などで
ユーザーによって「わからない」と思われる部分を分類してアクションを起こす
プッシュ通知
特定のステップで複数切り口から何度かアプローチ
障害を減らす
今まではメールアドレス登録後、確認メールのリンククリックで登録完了だったが
離脱しているユーザーがいたのでそのステップを削る
見学ユーザーは直近でいえば2倍
今年でいえば10倍に増えている
マンション購入以外でも
体験回数の少ない、または単価の高い商材にも横展できる考え方
結婚式場選びとか
SUUMO
- 不動産の総合ポータルサイト
- カスタマーと物件、企業とのマッチングを行いその人らしい「幸せな住まい選び」の実現をサポート
- さまざまな種別の検討カスタマーに対し、複数の接点でサポート
複数メディアがある中でのアプリの役割
SPWEBがもっともボリュームが多い
サービスは賃貸売買なんでも
出かけ先思いついたときに検索してさっと情報をみたい
いかに最短距離でほしい情報を提供できるか
いかに情報比較検討をしやすくできるか
モチベーションが一番高いのがアプリ
アプリは初回の導入が大変だが、2回目の起動はとても楽
月10回訪ねてもらうには最適な場所
AARRRモデルでのアプローチ
AARRRを使ってグロースハックするには?サービスを成長させるための基本戦略を押さえよう|ferret [フェレット]
リテンションとリベニュー
フォーム施策によるリベニュー改善
カスタマーのコンテキストを考える
ちょっと家探してみるかーという人に向けて
目的語を入れるボタン文言を入れた施策が効果あり
問い合わせるではなく
空室状況を問い合わせるなど
何を求めているのかを考える
入力前も入力中も、迷うことはないか?
プレースホルダーだけでも効果ある
そもそも必要のない項目まで入力させていないか?
ステップ数を減らすとCVRは上がる
プッシュ通知によるリテンション改善
新着物件PUSH
ユーザーが登録した条件を基に新着物件を毎日お昼頃通知
オススメ物件通知
カスタマーの行動に帆もづいておすすめの物件をレコメンド
位置情報PUSH
店舗への送客
アプリは最もロイヤルなカスタマーが来る場所
多メディアを超えるポテンシャルがある
アプリのアイコンの着せ替えってどうなの?
⇢効果はある、すごいあるわけではない
パネルディスカッション
アプリとウェブ
スーモ
WEBはいかに早くを目指す
アプリは何度も来てもらって、CVさせる目的
カウル
会員登録しないと部屋見れない
WEBは集客用、アプリに誘導する
スペースマーケット
WEBとアプリで単価が違う
トップページのスペースを変えている
検索はアプリの方のほうが多い
アプリの方がUIUXの改善をゴリゴリやっている
WEBの方が比較するユーザーが多い